2022年現在、MT5のiPhoneアプリがインストールできなくなっています。
今回はその内部事情と対処法についてまとめました。
なぜMT5のiPhoneアプリがインストールできなくなっているのか
MT5のアプリがインストールできなくなったことを不思議に思っている人も多いでしょう。
これは実はロシアの戦争が発端となっています。
MT5を開発するMetaQuotes社はロシア発祥の企業なのです。
Apple社はロシアに対して経済制裁を加えるために、MT5がその制裁対象となったということのようです。
しかしこれではトレーダー側は困ってしまいますね。早急に解決してほしいですが、現状解決するのかは不透明です。
対処法
MT5がインストールできないからといって、iPhoneからトレードする方法は残っています。その方法を紹介します。
XMのアプリを使う
XMはトレードするためのアプリを出しています。
MT5には劣りますが、チャートを見て注文発注、決済をするといった最低限度の機能は搭載されています。
これでまずはしのぐことをおすすめします。
他にも独自のアプリを持っているFX業者はありますが、信頼性などはXMが一番良いと思います。
他のFX業者(GEMFOREXなど)を使っていて、どうしてもスマホから取引したいという場合は、XMで口座開設しておくと良いでしょう。
またこの方法ではチャートが若干見づらいので、TradingViewをインストールしておくと良いでしょう。
取引はXMのアプリ上で行い、チャートはTradingViewで見るのがおすすめです。
MT5 WEBTRADERを使う
MT5にはアプリだけではなく、一応ウェブ版も存在します。
MT5ウェブトレーダーというものです。
これを使うとアプリをインストールせずに、ウェブ上から取引を行うことができます。
XMを使っている場合はログイン後、プラットフォームというところをクリックすると、MT5 WebTraderという項目があるのでそこから進んでいけばOKです。
かなり使い勝手は良くないですが、なんとかスマホからトレードすることは可能です。
Androidスマホやパソコンを使う
今までの上の二つのやり方がダメならもうパソコンを使いましょう。
パソコン版のMT5はインストール可能ですし、何の問題もありません。
またAndroid版はインストール可能です。
Androidスマホを持っている人は、そちらをメインにするなどして対処すると良いでしょう。
まとめ
MT5がインストールできない問題の対処法を解説しました。
スマホからちょっとトレードしたいということは結構あると思うので、参考にしてください。
また現在すでにインストールされているMT5は利用可能ですが、何かしらのトラブルが起きる可能性もあります。
大きな金額を運用している方はアップデートのないMT5を使っているというリスクを認識しておきましょう。
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